アンティークレースを集めたり、アンテークレース展に行ってみて自分が感じたこと

アンティークレース

アンティーク雑貨の中にはいろいろなものがあると思いますが、私がポストカードの次にはまったのが、リーズナブルで集めやすいものもあるアンティークのレースです。私は特にヨーロッパのものに興味があり、ネットや日本で行われているアンティークフェアや蚤の市、路面店などに足を運びました。

1度だけい行ったイタリア ナヴィリオの蚤の市

実際、1度だけイタリアの蚤の市に足を運んだことがあり運河の周り2キロくらい並んでいる蚤の市を2周しました。その時、スーツケースに入れて帰ってきたものは、

●お酒のビン(日本から新聞やプチプチをスーツケースにつめて持っていきました)
●シャンデリアのガラスパーツ
●レース
●香水のビン

などです。この中にもアンティークレースありました。

【イタリアの蚤の市の情報】

場所:NAVIGLIO(ナヴィリオ)
開催日時:毎月最終日曜日
場所:地下鉄緑線PORTA GENOVA(ポルタジェノバ)駅を下車、徒歩5分くらい。
品物:ヴィンテージ家具、アンティーク雑貨、絵画、衣類、家電、アクセサリーなど。
特徴:川沿いにぐるりと1キロくらい続いている蚤の市でした。じっくりみたら1日がかりです。とても大きい蚤の市でした。

日本で売られてるアンティークレースはとてもきれいなものが多いいなという印象ですが、実際に外国の蚤の市に足を運んだ感想は、みんなホコリを被っていたりシミがあったり、またの名を「ガラクタ市」という名がふさわしいです。私にはこの世に1つしかない素敵なものと思って大事にしていても私の家族に言わせると、「また、ガラクタ集めてるの?」という感じです。古いものの良さはわかる人にしかわからないんですよね。

アンティークレースの魅力はこんなところ

もう長年の経過によりシミになってしまっていたり、糸がほつれてしまっていたり状態の悪いものもあるのですが、とにかく昔のレースは繊細で素敵です。現在では作れないくらい細い糸が使われていたり、手仕事のものなどはもう再現することができないものもたくさんあるようです。木のボビンを何本も転がしながら、ベットのカバーを作ったり相手にしているものは糸ですので、どれだけ膨大な時間がかかったかが想像できます。

ヨーロッパの昔の方が実際に使用してた装飾の一部だったり、お洋服の飾りの一部だったり、インテリア(ベッド)の一部だったり、牧師さんが着る正装の裾の部分だったり、これからお裁縫で使われる予定だったレースなどがあります。長年保管されていて暗闇やクローゼットの中で眠っていたものが多いいからでしょうか?ほんのりマダムの香水?の香りがついているものがあったりします。

日本のおばあちゃんちのタンスの匂いとはワケが違います。そんな部分からもアンティークの魅力を感じてしまいます。

とてもマニアックですが(笑)

なんとも言えない気品のある香りなのです。これも古いものの良さがわかる方にしか理解できないことだと思いますが。

そんなアンティークレースですが私はハギレのような短いものから、数メーターのものまで集めていますがそれぞれ技法によって良さが異なります。

アンティークレースを勉強したくてレース展へ足を運ぶ 昔の人の努力を知る

渋谷の松濤美術館で開催されていたアンティークレース展に足を運んだことがありました。

貴族たちが競って作らせた超高級品のレースが色いろ時代ごとに展示してありました。3センチ×3センチの四角の大きさを作るのに膨大な時間がかかったと説明が書いてあるレースもありました。修道女たちがレースを編み、あまりに細かい作業だったため、30歳で失明してしまう人もいたとか。素敵なものの裏側にある真実というか、、なんか凄いものを肌で感じることができました。

宝石よりも価値のあった時代「糸の宝石」とも呼ばれ、レースはそれを作った人の血もにじむような努力のたまもの。着飾るのなんて一瞬なのに何年も何年もかけて作ったものもあったり。いつの時代も位の高い人の欲ははてしないな、、と思ってしまいました。でもそれが今でも100年以上たっても大切に残されている所に驚きました。

それでアンティークレース展に飾ってあったレース達は本当に素敵で息をのむようなものばかりで、目の保養になり見に行って刺激をもらえたのは良かったのですが、私のようなものが気軽に集められるしろものではないくらい上質なもので、蚤の市にポン!っと天日干しにさらされて売られているような次元のものではないという事がわかりました。

ですので自分で集めることができるレースは次にあげた数種類のレース達です。もとになっているものはアンティークレース展でみてきたものになります。

アンティークレースの種類

ボビンレース

編むというよりは折っていくレースの技法です。糸をボビンと呼ばれる「ボーリングのピンのようなかたち」木に巻き、台の上に固定した型紙の上にピンで固定して終点を作ります。左右に交差させ交差した部分をピンで固定しながら平織りと綾織と重ね綾織りを交えて様々な模様を織っていたものです。昔は大作のもので800本のボビンを使って織っていったものもあるそうです。技術を習得するまでにとても時間がかかり、制作するのにとても細かく時間がかかるレースで高価で貴重だったため「糸の宝石」と言われた時代もあります。

チュールレース

チュールレース地に太めの糸で柄を装飾したもの。端の方にだけに柄が入っていたり全体的に入って繰り返しのものだったり様々です。アンティークレースの中ではニードルレースと同じくらい代表的なレースです。ふわっとしたチュールレースは花嫁さんのベールのように軽やかで、穴が開いていたり、シミや黄ばみができてしまっていてもそれはそれでアンティークの持ち味として人気が高いようです。ディスプレイやお人形のお洋服づくりの材料などにも用いられます。ドライフラワーとの相性もばっちりです。

クロッシェレース

カギ編みで作っていくレースのことです。今でもハンドメイドで作られたりしています。ティーマットや花瓶敷きくらいのものでしたら今でも作ってる方はいると思いますが、蚤の市に売られているものはベッドカバーだったりとても大きいものもあったりして、どれだの時間がかかって、昔の人はこの一つ一つの形を作っていったのだろうと驚いてしまう事があります。19世紀にアイルランドで発展したレースを「アイリッシュクロッシェレース」と呼びます。

ニードルポイントレース

針を使って一本の糸だけで編み組みして作成されたレースです。布の上から刺繍をして余白の部分を切り落として刺繍の部分だけを残して作る技法です。ですので出来上がりは透かした部分以外が形として残ります。麻糸や綿糸で作られるレースで丈夫です。ティーマットや花瓶敷き、テーブルセンターなどが多いです。

トーションレース

幾何学模様や繰り返しが多いデザインで太めのレースが多い。素材は麻や木綿糸でつくられているものが多いです。
中世ヨーロッパ、王侯貴族の時代に襟や袖飾りをより着飾るために作られたもので、ボビンレースを機械化したものです。
ハンドメイドの材料などに使えるレースです。

アンティークレースの良さのまとめ

色いろなレースがあって特徴がそれぞれ違うので集めるのがとっても楽しいです。
私はお裁縫はできないのですが、レースの肌触りやシルエットを眺めているだけでも、なんだかうっとり。
現代の新品のものや大量生産にはない、古いものの良さを感じます。

ジャンクジャーナルの材料に用いたり、

フレームに一緒に古新聞とコラージュしたり、

ドライフラワーと束ねてみたり

瓶に入れて何種かか飾ってみたり、使い方やアレンジの仕方も様々です。

とても素晴らしい高価なレースも存在しますが、蚤の市のボロボロのレースのハギレなども味があって、集めるの面白いですよ。

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